よくあるご質問

心電くん(デバイス)について

心電くんの画面に表示されるコメントについて

表示画面 内容
心拍の乱れはないようです 30秒の計測では、心拍の乱れは検出されませんでした。
結果 【表示される単語の説明】
心拍数:計測した心拍数、単位は拍/分
リズム:正常範囲、頻拍、徐脈、短時間の脈の不正
LFHF:aLF(低周波成分)とaHF(高周波成分)の比
心拍の乱れを検出しました 計測した30秒間の計測で心拍の乱れを検出しました。
心拍の乱れ 計測した30秒間の心拍の乱れの割合を表示します。
電池を交換してください 電池残量がないので、電池を交換してください。
送信失敗 データは本体に保存 心電データをサーバーに送信できず、本体に保存された状態です。データは最大3件まで保存されます。
計測エラー 再計測をお願いします 計測できませんでした。手が乾燥していたり、強く握り過ぎている、電極に触れていないなど、正しく計測できていない可能性があります。
受信エラー 結果はWEBで確認 結果を受信することができませんでした。再計測する際は電波状況の良い場所でお試しください。受信できなかった結果は、WEB(マイページ)で確認することができます。
心電くん システムエラー 計測中にシステムエラーが発生しました。電池残量、電波状況をご確認の上、再計測をお願いします。それでも改善しない場合は、ご連絡ください。
ノイズ多い 電極をふいてください 計測した心電図にノイズが多く含まれました。清潔で乾いた柔らかい布や綿棒等で汚れをお拭き取りください。

電波の状況はどこで確認できますか?

写真:心電くんの画面(握ると測定開始)

画面左上にアンテナが表示されています。アンテナの本数が多いほど、電波は良好です。

「送信失敗 データは本体に保存」と表示されました

計測データをサーバーに送る事ができていない状態です。
以下の原因が考えられます。

  • 心電くんの電波状況が悪い可能性があります。電波状況の良い場所でお試しください。
  • 電池残量が少ない為、送信に失敗している可能性があります。新しい電池に交換してからお試しください。

それでも改善されない場合は、ご連絡ください。

保存されたデータを送信するには

写真:1. 右下にデータ未送信マーク有り
写真:2. ボタンを2回押す
写真:3. 心電再送
写真:4. 送信中
写真:5. 送信完了

画面右下に数字が表示された場合は、計測した心電データを送信できず、本体に保存された状態です。
心電くん本体の右側側面にある黄色いボタンを2回押してください。
画面が【心電再送】→【握ると測定開始】に戻ると送信完了です。

サービス利用について

計測履歴はどこで確認できますか?

WEB(マイページ)で見ることができます。下記よりログインをお願いします。

  • WEB(マイページ)は、こちらから

お手入れ方法について

電極は清潔で乾いた柔らかい布、綿棒等で、汚れを拭き取ります。汚れた布や指、固いものでは決してこすらないでください。
強く拭くと傷がつく恐れがありますので、軽く拭くように注意してください。
また電極以外の箇所で汚れがひどい場合は、水またはお湯で薄めた中性洗剤、または消毒用アルコールを布に染み込ませて拭き取ってください 。

病院施設内での使用について

病院施設の定める携帯電話使用禁止エリアでの使用はお控えください。詳しくは、ご利用される施設スタッフにお尋ねください。

お子様の使用ついて

体重10kg未満の小児へのご使用はお控えください。

ペースメーカーを使用されている場合について

利用者がペースメーカーを使用されている場合は、ご利用になれません。

海外で心電くんを使用できますか?

本サービスは国内のLTE回線を使用しているため、日本国内のみご利用可能です。海外ではご利用いただけません。

WEB(マイページ)

WEB(マイページ)に使用されている用語について

■LFHF

自律神経を形成する交感神経と副交感神経の全体のバランスを表しており、
表示される数値は交感神経の活性度になります。
数値が高いと交換神経優位、数値が低いと副交感神経優位を表します。

【まめ知識】

交感神経は、緊張している時や、活動的な時に優位になり、心臓では心筋収縮力の増強と心拍数の上昇が起こり、さらに末梢血管の収縮に繋がります。(日中、活動時など)
副交感神経は、落ち着いてリラックスしている時に優位になり、心筋収縮力の減弱と心拍数の低下、そして末梢血管の拡張が起こります。(夜間、睡眠時、安息時など)
自律神経は周囲の状況に応じて交感神経と副交感神経を自動的に切り替えていて、シーソーのようにどちらかが優位になれば、もう一方が抑制されます。自律神経は、バランスがとても大切です。

【算出方法について】

個人差(年齢や疾患を含む)や測定条件によっても数値が変わる事から、心電くんでは、特徴の異なる3種類の算出方法を採用しています。

  • Welch法:ノンパラメトリック推定法の1つ。取得する心電波形にノイズ成分が少ない必要があります。(ECG・詳細に表示)
  • AR法:パラメトリック法の1つ、自己回帰モデルによる周波数解析。短い計測の場合、パワメトリック法はノンパラメトリック法よりも精度がよいとされます。(ECG・詳細に表示)
  • Lomb.法:天文物理学者により開発された方法。欠落のある取得データから推定できるデータのノイズに強い方法です。(心電図一覧・ECG・詳細に表示)

■SDNN

R波とR波の間隔の標準偏差を表します。単位はms(ミリ秒、1000分の1秒)です。
心電図は主にP波、QRS波、T波から成り、R波と次のR波の間隔を計測し、ばらつきを数値で表します。数値が高いほど、心拍の変動(揺らぎ)があり、心拍の変動があることが正常と言われています。

図:心電計測により、PRインターバルを捕らえる事で、心拍変動を算出

■リズム

心拍の速さリズム(律動)を表示します。
100拍/分より早いと頻拍、50拍/分より遅いと徐脈と表示されます。

■短時間の脈の不正

短時間の脈の不正を検出した回数が表示されます。

■心拍数(拍/分)

計測された1分間あたりの心臓の拍動の数です。実際の計測は30秒ですが、1分間あたりに換算しています。

■心拍の乱れ

30秒の計測の間に特に乱れがあった場合に、心電図一覧には【あり】、詳細画面には乱れの割合が表示されます。

■ECG(心電図)に表示される記号

N:正常な拍
S:心臓の心房側(上室性)に乱れがある(体動やノイズによる可能性もあります。)
V:心臓の心室側(心室性)に乱れがある(体動やノイズによる可能性もあります。)

■心拍ヒストグラム

計測時間内の心拍回数をヒストグラムで表示しています。
横軸は心拍数、縦軸は心拍のカウント数で、波形の傾向が分かります。
揺らぎが大きければグラフの幅が広がった山になり、逆にストレスがあれば、揺らぎが減るので幅の狭い山になります。

計測結果例。図1. 横幅が広い山:心拍にゆらぎがある状態で、一般的にはストレスのない状態と言われている。図2. 横幅が狭い山:心拍に揺らぎがない状態で、一般的にはストレスを感じていると言われている。図3. 横幅が広すぎて、散らばっている:不整脈の可能性がある。

■RR間隔のローレンツプロット

縦軸に1拍前の値、横軸に今の拍の値をプロットしたものが、ローレンツプロットです。
下記図の通常(オレンジエリア)内に、点の集合が斜めの線に沿って細長く表示されると、心拍の揺らぎがある状態です。点が一点に集中して表示されていると心拍の揺らぎがない状態です。
一般的に揺らぎが大きい方が、ストレスを感じていないと言われています。不整脈エリア(青色)内に、点が散らばっていると不整脈の可能性があります。

ローレンツプロットの図。縦軸に1拍前の値、横軸に今の拍の値をプロットしたグラフ。縦軸横軸ともに40付近の点から縦軸横軸ともに120付近の点を結ぶ線分を長径とした楕円形のオレンジエリアが通常と表されている。その他に青色の不整脈エリアや、高負荷エリア、徐脈エリア、頻脈エリアが表されている。
計測結果例。それぞれの図はローレンツプロットのケース別サンプル。図1.点線に沿って縦長に点がある:心拍にゆらぎがある状態で、一般的にはストレスのない状態と言われている。図2.点が小さく集合している:心拍に揺らぎがない状態で、一般的にはストレスを感じていると言われている。図3.点がバラバラに散っている:不整脈の可能性がある。

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